看護師として働く

慎重な私の、
まさかの一目惚れ。

稲葉 夏紀

おうちにかえろう。病院
看護師 / 27歳 / 東京都出身

Q1.これまでのキャリアについて教えて下さい。

稲葉 夏紀

幼い頃から「人と話すこと」が好きだったので、将来は漠然とですが「人と関わる仕事に就くんだろうな」と思っていました。やがて高校に上がり、いよいよ進路を考えるタイミングが来た時、父から「看護師」の道を薦められたことをきっかけに、女性が自立して生涯働くにはぴったりの職種だと思い、看護師を目指しました。

大学卒業後は、都内の大学病院へ入職。脳神経外科、口腔外科病棟の看護師として勤務しました。その病棟には、さまざまな年齢、ライフステージのがん患者さまが多く、家族や仕事を抱えながらの抗がん剤治療や、緩和ケアへの移行など、日々患者さまの人生に触れる職場でもありました。
とはいえ、大学病院はあくまで「治療」を行うところである以上、その人生や生活に寄り添うことには限界もあります。それでも「この病院の先に続く患者さまの生活はどうなるのだろう?」という思いはどんどん大きくなり、もっと患者さまの人生ごと関わる看護がしたいと思い、転職を決めました。

Q2.TEAM BLUE 入職のきっかけについて教えて下さい。

稲葉 夏紀

「地域包括ケア病棟」「東京都」など色々な検索ワードで調べていたときに、新たに開院予定の病院として「おうちにかえろう。病院」の募集を知りました。 そもそもオープニングスタッフとしての看護師募集はかなり珍しいのと、特徴的な病院の名前、そして何より病院らしからぬ(笑)ホームページの中身に衝撃を受けたことは鮮明に覚えています。 とはいえ、どのような雰囲気で、どのような人が働いているのかを慎重に見極めたいと、すぐに応募はせず、「TEAM BLUEの挑戦」を本屋さんに買いに走り、そこから開院するまでの数ヶ月間は、ホームページの更新情報をチェックする日々が続きました。

当時、転職先候補として他の病院も調べていましたが、「おうちにかえろう。病院」だけは、まるで一目惚れのような、不思議なシンパシーと高揚感を感じていました。 2021年4月に開院したことを受け、5月に見学に行き、そこで職場の明るく開放的な雰囲気や、さまざまな年齢や職歴、バックボーンを持つメンバーの多様性に惹かれ、入職を希望。 同行や面接など採用プロセスを経て、無事入職となりました。

Q3.現在の仕事内容について教えて下さい。

稲葉 夏紀

「おうちにかえろう。病院」の3階病棟にて勤務をしています。地域包括ケア病棟のため日々の看護だけではなく、患者さまの今後の生活について、ご家族含めて多職種のメンバーと一緒に考えながら、意思決定、退院支援を行っています。
毎日行われるカンファレンスでは、患者さまの病状や治療の進捗だけでなく、趣味や嗜好、ご家族のお話など、さまざまな話題をスタッフ全体で共有し、サポートの方針を決めていきます。

1日のスケジュール例

  • 08:00
    出勤
  • 08:15
    病棟にて前日や夜勤の記録チェック
  • 08:40
    朝のミーティング、申し送り
  • 09:00
    受け持ち患者さまのバイタルチェック、処置、入院、退院業務など
  • 11:00
    昼食準備、食事介助
  • 12:30
    休憩
  • 13:30
    記録
  • 14:30
    カンファレンス退院の進捗状況、退院前CFをした患者さま、入院患者さまの共有、スタッフ全体への連絡など ※CFはカンファレンスの略。
  • 15:00
    処置、排泄チェック(オムツ確認)、記録など
  • 16:30
    リーダーに受け持ち患者さまの申し送り
  • 17:00
    夕食の準備
  • 17:30
    退勤

Q4.TEAM BLUEの、他の医療機関との違いは何だと思いますか?

稲葉 夏紀

コミュニケーションの量と質が全然違うと思います。
例えば、以前働いていた病院などでは医師や看護師とのコミュニケーションがあっても、リハビリや検査技師、事務の方など、他職種のメンバーと話すことはあまりありませんでした。
一方でTEAM BLUEでは、職種や立場の垣根を超えたコミュニケーションが日常的に存在します。
ルールに縛られず、多職種が一つのチームとなり、1人の患者さまを支えていく。
“無理かもしれない”と決めつけずに、”どうやったらできるか"、"できる方法はないか"とスタッフみんなが考え、患者さまやご家族の思いに耳を傾けながら"介入”していく。
患者さまファーストがしっかりと実装されているだけでなく、自分自身の看護の可能性を広げてくれるという意味でもとても勉強になっています。

Q5.今後の目標について教えてください。

  • 仕事の目標

    地域包括ケア病棟は、様々な疾患を抱えた患者さまが入院されるので、更に知識や技術を深めていくこと。また、人と直接関わる仕事でもあるので、“相手に伝わる話し方”ができるようにコミュニケーションスキルも高めていきたいと思っています。

  • プライベートの目標

    海外の文化や価値観に触れるために、いつか留学したいなと思っています。それが今後のキャリアにも繋がっていくことが目標です。

大切なもの

  • AirPods

    AirPods

    音楽を聴いたり、動画を観たりするのが好きなので、AirPodsは毎日使ってます。電車通勤のため必需品です。

  • ハワイアンジュエリー

    ハワイアンジュエリー

    自分のお守りです。仕事以外では基本付けています。アクセサリー1つ1つにハワイ語を刻んでいます。

稲葉 夏紀

稲葉 夏紀

おうちにかえろう。病院
看護師 / 27歳 / 東京都出身

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