看護師として働く

みんなで「生きる喜び」を支える
このチームはあたたかい。

三浦 奈津美

おうちにかえろう。病院
看護師 / 28歳 / 愛知県出身

Q1.これまでのキャリアについて教えて下さい。

三浦 奈津美

そもそも看護師を目指したきっかけは、中学生の時に参加した助産院での職場体験でした。私を含め弟2人もその助産院で取り上げていただいたというご縁もあり、幼い頃からその近くを通る度に、親や祖母から「ここでみんな生まれたんだよ〜」と、当時の思い出話を聞かされて育ちました。実際「助産院」そのものには、それ以上の馴染みはなかったのですが、「大切な場所」というイメージを持っていたので、自分で手紙を書いてオファーした記憶があります。職場体験をさせていただいていたその当日、たまたまお産をされる妊婦さんがいらっしゃったんです。詳細はあまり覚えていないのですが、生まれたてのまっさらな生命の力強さに感動したことだけは覚えています。確かにその日から、「生きる喜び」を間近で感じられる職業に憧れを持ったんだと思います。
その後、大学では看護学科に進み、卒業後は地元の愛知県にある総合病院に就職し、CCU/循環器外科内科病棟に入職しました。その病棟は急変が多い現場だったこともあり、新人の頃先輩から「そんなんじゃ患者さん死んじゃうよ」と叱咤されながらも、その言葉が胸に深く突き刺さる日々。素直に「もっともっと力をつけなくちゃ」と必死にもがき、くらいついてきた6年でした。今改めて振り返ると、生死と向き合う現場で、看護師を志した時とはまた違う形で、生きる喜びや素晴らしさを感じられる貴重な経験を積むことができたと思っています。

Q2.TEAM BLUE 入職のきっかけについて教えて下さい。

三浦 奈津美

Wantedlyでたまたま見かけた「一緒にメディカルイノベーションを起こしませんか」というキャッチーなフレーズに惹かれた事が、まず最初のきっかけです。そこから色々と調べていく中で、TEAM BLUEが掲げるVISION/MISSION/VALUEに感動し、彼らの一員になりたいと純粋に思いました。

また私はどんな変化やギャップも、何故か面白いと思えるタイプ。日常とは違う場所を訪れる事で、出会う人も変わる事が楽しく、その延長線上で学生時代にはミャンマーでのボランティアに参加したことがあったのですが、なんと理事長の安井先生もかつて「ジャパンハート」の活動で、ミャンマーに行かれていた事を知り、改めて不思議なご縁を感じ応募を決めました。

Q3.現在の仕事内容について教えて下さい。

三浦 奈津美

「おうちにかえろう。病院」の4階病棟に勤務しています。
この病院での業務は、一般的な看護業務にとどまらず、患者さまやご家族が望む生き方を一緒に模索し、形にしていくお手伝いすることまでが仕事です。そのためにまずは、患者さまやご家族のキャラクターや大切にしていることを知るとともに、どんな困りごとがあるのか探ります。毎日行う他職種カンファレンスで、情報を共有し、アプローチ方法を検討し、介護手技獲得にむけた家族指導なども行います。また、外部とのやりとりや調整も大事な業務の一つです。
最近、院内の心不全カンファレンスチームに加わりました。現に心不全症状がある方だけでなく、既往やリスクのある方をチームでピックアップし、困りごとの相談であったり、必要な介入について話し合った上で、それを現場に持ち帰り、実際のケアにつなげていきます。

1日のスケジュール例

  • 08:00
    出勤
  • 08:40
    朝礼、申し送り共有事項の確認と、夜間の様子などの引き継ぎを行います。
  • 09:00
    受け持ち患者さまのバイタルチェック、処置排泄、清潔ケア、褥瘡処置、点滴交換や採血、カルテ記録などを行います。
  • 11:00
    昼食準備
  • 12:00
    休憩
  • 13:00
    午前中にできなかった処置、他事業所への連絡、ご家族対応
  • 15:00
    カンファレンス退院の進捗状況、退院前CFをした患者さま、入院患者さまの共有、スタッフ全体への連絡など。
    ※CFはカンファレンスの略。
  • 16:00
    リーダー看護師へ申し送り
  • 16:30
    哲学対話スタッフ間でテーマに沿って、話し合います。
  • 17:00
    経管栄養投与、夜勤申し送り
  • 17:30
    退勤

Q4.TEAM BLUEの、他の医療機関との違いは何だと思いますか?

三浦 奈津美

このチームは「発言」も「質問」もしやすいです!
とにかく圧倒的に、心理的安全性が保たれている職場だなと感じました。
その背景には、「今をよりより良くしていくために」というカルチャーが根付いていることがあるんだろうなと思っています。
私が一番好きなシーンは、患者さまが退院する時にスタッフみんなでお見送りする場面。とにかく温かい雰囲気で、毎回ほっこりします。

Q5.今後の目標について教えてください。

  • 仕事の目標

    職種を越えた繋がりを活かしながら、新たな学びや価値観にたくさん触れ、とにかく吸収していきたいです。

  • プライベートの目標

    食事、運動、睡眠を意識し、不器用でもできる「丁寧なくらし」を目指します(笑)

大切なもの

  • 手紙(友達や同期、上司、患者さまからもらった手紙)

    手紙(友達や同期、上司、患者さまからもらった手紙)

    アナログですが、手紙や手書きのメッセージは愛を伝えられるツールだと思っています。いつも原点に立ち返らせてもらえる、あたたかい気持ちにしてくれる私にとって大切なものです。

  • 登山靴

    登山靴

    上京し新しいことを始めたいと思って、まず登山靴を購入しました。来シーズンの富士山登頂が目標なので、まずは低山からチャレンジしたいと思っています。まだ新品なので、登山仲間募集中です(笑)

三浦 奈津美

三浦 奈津美

おうちにかえろう。病院
看護師 / 28歳 / 愛知県出身

その他のインタビュー