#看護助手のしごと

私の仕事は患者さんの“人生のストーリー”に寄り添うこと。

患者さんだけでなく、
働くスタッフも
大切にしてくれる
場所だと思ったから。

2024年6月18日

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私の仕事は患者さんの“人生のストーリー”に寄り添うこと。

 みなさんこんにちは!TEAM BLUE広報担当です。本日は「おうちにかえろう。病院」で看護助手として働いている内田さんに、これまでのキャリアや仕事で大切にしていることについてインタビューをしました。ぜひご覧ください!

▼内田さん

 大学病院で7年間看護助手を経験。「おうちにかえろう。病院」の見学に訪れた際に、患者さんとスタッフの和やかで温かい雰囲気に惹かれ入職を決意。趣味は娘と一緒に自然の中で、風や季節の匂いを全身で味わうこと。

誰かの笑顔や力になれることが好き。

Q1 これまでのキャリアを教えてください。

 新卒で入社した呉服屋に7年間勤めました。学生の頃から接客が好きで、忙しいながらも、お客さんとの出会いや、その方の好みを知りながら仕事をするのがとても楽しかったです。結婚を機に退職し、子どもの成長に合わせて専門性を磨いた仕事に挑戦したいと考え、医療事務の資格を取得しました。ですが私、PC作業が苦手だったんです・・

そんなときに派遣会社が紹介してくれたのが看護助手の仕事でした。仕事内容を聞いて、医療従事者として現場に立つということに不安を感じましたが、義父を介護していた際、医療従事者に支えられた経験を思い出し、今度は自分が支えたいという気持ちが芽生えました。

もともと身体を動かすことが好きでしたし、人を陰からサポートすることも好きだったので、それもあり大学病院に看護助手として就職しました。

Q2 前職での看護助手はどんなお仕事でしたか?

 病棟の業務がスムーズに進められるように、看護師の業務サポートやベッドメイキング、備品管理などの環境整備を担当していました。また、コロナ禍では病棟を隅々まで消毒することで感染対策にも努めました。患者さんと直接関わる機会は少なかったのですが、看護師の先に患者さんがいるということを意識し、その患者さんが過ごす場所を支えたいという気持ちで働いていました。

気が付けば8年目になり、今後も長くキャリアを築いていきたいと自分自身の成長を見つめ直し、より患者さんにも近いところで働きたいと考え始めました。

Q3 TEAM BLUEに入職した決め手はどんなところですか?

 病院見学をした際に、患者さんだけでなく働くスタッフのこともすごく大切にしてくれる職場だと感じたからです。きっかけは「おうちにかえろう。病院」の看護助手求人をウェブサイトで見つけ、ADLやIADLのサポートなど患者さんと直接関わる業務があることを知り、応募しました。

身体介助の経験がなかったので不安もありましたが、病院を案内いただいた担当の方が「研修を活用しながら自分のペースでゆっくり慣れていけば大丈夫ですよ」と言ってくれたことが印象に残っています。

「おうちにかえろう。病院」なら看護助手として未経験の領域の仕事でも、時間をかけて周りのスタッフと一緒に成長しながら働けそうだと安心感を抱き入職することを決めました。

Q4 実際、どんな風に患者さんと関わりながら仕事をしていますか?

 普段の仕事としては、患者さんの食事・入浴・排せつ、身体介助・環境整備を担当しているのですが、その業務を通じて心掛けていることがあります。

それは、「患者さんが歩んできた人生のストーリーを伺いながら、この先の未来のことも想像して寄り添うこと」です。

当然のことながら、患者さんのお身体に触れる仕事には、多くの注意点があり、意識すべきことが沢山あります。それでも、その心掛けを忘れずに持ち続けることで、時に患者さん自身が本音や核となる言葉を伝えてくれることがあるんです。

私は「患者さんの未来や人生の喜びを一緒に探していけたらいいな」と考えながら仕事に向き合っています。

Q5 TEAM BLUEで働いてみた印象はどうですか?

 同じ病棟で働くスタッフの温かい雰囲気や、質問しやすい空気感があるので安心して働くことができています。経験がなかった身体介助に関しては、リハスタッフさんがそばにいてくれて患者さんの症状を見ながら適切なアドバイスをしてくれます。また、職種を超えた相談や連携をする文化が代々受け継がれている印象です。患者さんに関する気づきも「私が言うことではないかもしれないな・・」と感じても、「聞かせて!」とスタッフみんなが耳を傾けて一緒に考えてくれます。それは、スタッフ一人ひとりが、患者さんの“ 自分らしく生きる”  “自分らしく最期まで生きぬく”を支えながら、患者さんが人生のストーリーを一歩踏み出すことをみんなで考え、サポートしているチームだからだと思いました。

Q6 今後の目標を教えてください

 「介護福祉士実務者研修」を修了しスキルアップを図ります!身体介助の基礎を学び「なぜその看護をするのか?」「なぜその介助が必要なのか?」などを深く学びたいです。その知識を活かして患者さん一人ひとりに合った介護や介助を提供していきたいと考えています。また、患者さんが心から本当の気持ちを話せる雰囲気づくりや、スタッフ全員が安心して働ける環境づくりもしていきたいです。

今回のインタビューを通して、患者さんが歩んできた人生のストーリーを考えながら、寄り添い続けている内田さんの仕事の姿勢を知ることができました!

TEAM BLUEでは病院見学やカジュアル面談を行っております。
ぜひ「おうちにかえろう。病院」の雰囲気を知りに来てみてくださいね!