#職場ツアー

【病棟編】快適へのこだわりがたくさん!病棟ツアー

スタッフが
実際に働く環境を
ご紹介します!

2023年5月13日

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【病棟編】快適へのこだわりがたくさん!病棟ツアー

こんにちは、TEAM BLUE 人事部の宮下です!

前回の記事では、「おうちにかえろう。病院」 のオフィス環境をご紹介させていただきました!

今回は、主に医療スタッフのメンバーが日々業務を行う病棟エリアについてご紹介します!看護部の伊藤さんに、TEAM BLUEならではの病棟づくりや働き方の特徴について聞いてみました!

「病棟の環境がもっと気になる!」
「普通の病院での勤務とどこが違うの?」

など、気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

Profile

2018年より、急性期病院にて看護師を経験。「ガイアの夜明け」放送でのPAの話を聞き、患者さんひとりひとりの ”その人らしさ” に踏み込んだ意思決定をしていく姿に魅力を感じ、2020年9月より「おうちにかえろう。病院」 に参画。学生時代から管弦楽部にてコントラバスを演奏。現在はコロナのためホットヨガに通う。

以前も看護師をされていたとのことですが、普通の病院での働き方とTEAM BLUEでの働き方は違いますか?

以前は集中治療室に近い所にいたので、患者さんに寄り添うというよりも治療がメインで、医療者側の流れに患者さんに乗ってもらう関わり方しかできませんでした。

うちでは、患者さんが今までどんな生活をしてきたか、これからどんな生活をしたいと思っているのかなど、ちゃんと本人を中心に置いて関わることができる点が全然違うと思います。

また、働く時の服装ももかなり変わりました。うちで働く医師や看護師は白衣を一切着ずに、全てのメンバーが襟付きのシャツを着るという決まりになっています。

チーム医療なので職種は関係なくみんな一緒” かつ、”医療者が中心ではなく患者さんが中心で、その周りに私たちがいてみんなで支えよう” というシンプルで分かりやすい職場です。

TEAM BLUEの特徴は?

職種関係なく気軽に話ができるので、リラックスした状態で働くことができます。

普通の病院だと、リハビリはリハビリ。医者は医者といった感じで、ちょっとずつ壁があるというか…、お互いの領域に入り混んではいけないような空気間をすごく感じるんですね。

TEAM BLUEでは、みんながフラットなので、本当はこうした方が良いと思うというような提案や相談も、すごく素直に気軽にできています。

さらに、TEAM BLUEの場合は、自分の領域のことだけにはならないという特徴もあります。

例えば、薬を飲み忘れちゃう患者さんがいたとして、”看護の方ではこうしてますが、薬剤師さん的にはどうですか?” ”薬の包み方を変えてもらえますか?” というような相談もその場することができています。

普通の病院だと、処方の仕方が決められていたりするので簡単に依頼できることではないんですが、うちでは本当に患者さんのためにみんなが動くので全く問題なく協力してもらえます。

それでは、実際に働く環境を教えてください!

まずここは「外の間」 といって、他の空間よりもより気持ちが「外」に向かうように作られた場所です。

窓が大きく光も入ってくるようにしているので、外を見ながら話したり、患者さんと同じ飲み物を飲んだりしながら、リラックスした状態で素直な気持ちをお伺いしたりしています。

あえてテレビは置かずに、自由なコミュニケーションが生まれるようにしています。

ナースステーションに入ってしまうと患者さんが話しかけづらかったりするので、同じ空間を共有しながら各々やりたい作業し、お互いの様子も分かりやすく、安心感ももってもらえるように。

また、奥は階段と繋がっているので、誤って事故が起きないように温かみのある木のベンチを置いています。

この先は階段になっているため、当初ここに柵を置こう。という話が出ていましたが、それではあまりにも味気ないよね。ということで、観葉植物でも通りを塞ぎベンチにしたところ、”座る所””立ち止まる所”というイメージを持ってもらえることに成功しました。

こんな些細なことでも、患者さんが少しでも気持ちよく過ごせる空間になるように工夫しています。

廊下はこんな感じで広々としていて光もたくさん入ります♪

また、廊下のあらゆるところにちょっとしたワークスペースがたくさんあり、働きながら都度好きな所で仕事をすることができます。

ちなみに「おうちにかえろう。病院」では、ナースステーションではなく、”スタッフステーション” と呼んでいます。

理由はもう分かりますよね?

TEAM BLUEでは、職種は関係なく”チーム医療制”だからです。

そのためナースステーションという呼び方ではなく、患者さんを支えるチームのメンバー全員の場所という意味で”スタッフステーション”としています。

ここも、患者さんが声をかけやすい雰囲気になるよう解放感を大事にし、目の前の廊下も誰もが通れるように広々♪

そして、その目の前にあるのが、「内の間」と呼ばれるみんなでご飯を食べたりするスペースです。

横には大きなオープンラックがありここでも作業もできるため、

こんな感じで患者さんの食事を見守りながら作業をすることも。

ただ見ているだけだと監視しているみたいになってしまってそれも違うと思うので、こちらも作業しながら自然と空間を共有するようにしています。

病棟の廊下には、「止まり木」 と呼ばれる休憩スペースも♪

奥行きが割とあるためゆったり座れる空間で、少しだけ閉鎖的になっていて和の雰囲気も感じられます。

みんなが居る所ではない場所で話をしたい時など「止まり木で話そっか!」 という風に使ったり、夜なかなか眠れない患者さんが居たので、他の患者さんを起こさないようにここで朝まで話し込んだこともありました(笑)

お次は病室です!

病室では、こんな風にあえてカーテンの色をあえてバラバラにしています。

理由は簡単で、自宅だと部屋それぞれカーテンって違うじゃないですか?

それぞれ患者さんが違うのに、みんなが全く同じ色のカーテンの部屋に戻っていく……。

TEAM BLUEでは、この行動ひとつだけでも患者さんにとっては”病院にいるなぁ” と感じてしまう大きな要素だと考え、少しでもお家に居る感覚になってもらいたいためカーテンの色にも変化をつけています。

また、部屋の壁一面が有孔ボードになっているので、それぞれ描いた絵やみんなで作った物を飾ったり、自分らしい部屋にしてもらっています。

伊藤さんが実際働いていて印象に残ったエピソードは?

患者さんが自由なところがすごく面白いなと思っていて、例えば普通の病院だと持ち込み食は基本的に禁止な所が多いと思うんですね。

どうしても制限しないといけない時には私たちも止めますが、そうではないのならうちでは”食べてもいいんじゃない?” とかなり寛容にしています。

前に、「どうしてもラーメンが食べたい」 と言って、窓の向かいにあるラーメンの自販機を何日もずっと眺めている患者さんがいたんですね。

その後、自販機の前まで病院を抜け出してしまったことがあって、「そんなに食べたいなら一緒に食べよう!」と言って、看護師がお湯を沸かして一緒にラーメンを作って食べていたこともありました。

患者さんの健康を軽視している訳ではなくて、もしここでは禁止をして食べていなくても、自宅に帰られた後に急に食べる方が怖いと考えているからです。

帰って自分たちのいない場所で食べるなら、本当に食べたくなってしまった時、どこまでなら食べていいかを一緒に見つけていく方を大事にしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「おうちにかえろう。病院」 の病棟部分を中心に、ツアー風に紹介してみました!

今後も患者さんの幸せにいかに貢献できるか。をみんなで目指すTEAM BLUEならではの斬新な取り組みや行いを、どんどんご紹介していきますのでお楽しみに!

興味のある方は、ぜひ、TEAM BLUEに話を聞きに来てくださいね!